オマケ〜訪問者〜

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「相変わらず、嵐みたいな奴だなぁ〜」 頭をポリポリとかきながら戻って来た那智に抱き着き 「那智、大好きだよ」 って呟いた。 「雄也?」 驚く那智に 「俺がサッカーしてるのも、勉強頑張ってるのも……那智の為なんだからな」 そう呟いた。 「だって、那智と暮らしてるから馬鹿だとか言われたくないからさ」 ポツリと呟いた俺の言葉に、那智がふわりと優しく笑う。 「雄也……」 優しく名前を呼ばれて、那智の首に手を回してそっと目を閉じる。 唇が重なり、腰を抱き寄せられる。 お互いの昂りを重ね合わせ、角度を変えて唇を重ねる。 荒い呼吸が重なり合い、那智に身体を抱き上げられた。 「1回だけだよ」 那智に言うと 「じゃあ、1回で満足させてくれる?」 そう答えながら俺をベッドに下ろした。 キスを交わし合いながら衣類を脱ぎ捨て、俺は勃ち上がった那智自身を掴み、那智の顔を見上げながら先端をペロリと舐めた。 すると手の中の那智がピクリと動いて、一回り大きくなる。 「ふっ……」 と息を吐く那智を見つめながら、口を大きく開けて那智自身を口に含む。 吸い上げながら、舌先を那智の先端の割れ目に差し込む。 「あっ……」 小さく那智が喘ぎ、俺は顔を動かしながら硬く反り返る那智自身を愛撫した。 那智は俺の頭を撫でながら 「雄也……気持ち良い……」 と、溜め息を吐きながら呟いている。 唾液を塗り付け、ジュブジュブと舐めていると 「雄也、俺の顔を跨いで」 那智がゆっくりと身体を倒しながら囁く。 俺は一度那智自身から口を離し、那智の顔を跨ぐと腰を引き寄せられる。 そのまま身体を横に倒され、向かい合う状態で那智が俺自身を口に含みジュブジュブと咥え始めた。 「ふぁっ!」 ひやりとしたかと思うと、最奥に指が差し込まれて咥えていた那智自身を零してしまう。 「雄也、お口が休んでるよ」 咥えながら言われ、再び那智自身を咥えて必死に顔を動かす。 最奥を那智の指が抜き差しをしながら、指を増やして行く。 必死に那智自身を咥えていると、那智が俺の頭を押さえてゆっくりと咥えていた那智自身を外した。 そして俺の身体をバックの体勢にすると、一気に貫いた。 「アァ!」 仰け反る俺の腰を掴み、ガンガンと腰を動かした。 「那智、キモチイイ!」 シーツを掴んで叫ぶと、那智は腰を動かしながら 「雄也、凄い中がうねって俺を咥えて離さないよ」 うっとりと呟く。 「あっ……あっ……あっ……」 腰の動きに合わせて喘いでいると、那智が俺の項からゆっくりと背中を舐める。 「あぁっ!」 激しい快楽に力が入らず、ガックリと上半身が脱力してしまい顔が枕に埋まる。 那智は腰を掴んだまま腰を動かすと、そのままゆっくりと身体をベッドに沈めた。 重なり合うようにして身体を重ね、那智の手が俺の手に重なり握り締めながら腰を動かす。 「あっ……あっ……」 深く突き上げられ、俺自身がシーツに擦れて身体が震え始める。 「那智……ぃ……、イクぅ……イッちゃう!」 ガクガクと身体が震え、そのまま深く突き上げられたまま吐精した。 ガクガクと身体が震えていると、那智がゆっくりと俺の中から引き抜いて俺の身体を反転させ、正常位にするとゆっくりと再び俺の中に挿入()れた。
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