159人が本棚に入れています
本棚に追加
「ダメ……那智ぃ、まだイッてるからぁ……!アァ!」
入れられて仰け反る身体を腰から抱えられ、那智の膝の上に乗せられて下から突き上げられる。
「アァ!深いぃ……!」
抱き締められた状態で突き上げられ、だらりと落ちた両手を那智が脱ぎ捨てたシャツを拾って俺の手首を一纏めに縛り上げると、那智の首に手を通して下から荒々しく突き上げられる。
突き上げられて浮いた身体を、強引に腰を捕まれて戻される。
その度に快楽が脳天を突き抜けて、射精を繰り返していた。
息をするのもやっとの激しい快楽に、俺の身体は脱力しきって力が入らない。
そのまま那智が身体を前に倒し、正常位でガンガンと打ち付けられながら胸を吸われて目の前がチカチカして来た。
「ヤダァ!もう、イキたくない……」
涙を流して叫ぶ俺に
「雄也、あと少しだから……」
と那智が囁いて腰の動きが早くなる。
「アァ!ヤダヤダ!なんか……なんか来る!」
下半身の方から、今まで感じたことの無い快楽の塊がせり上がって来る。
全身がガタガタと震えると
「雄也……、そんなに締め付けたら……っ!」
那智が切羽詰まった声を上げて、腰の動きと呼吸が荒くなって行く。
「雄也……もぅ、出るぅ……アァ!」
一際強く打ち付けられて、俺は身体がバラバラになりそうな程の快楽に、那智の背中に爪を立てた。
「那智、那智……アァァァァ!」
身体を震わせて吐精した瞬間、『ビシャー!』と音と共に透明な液体が吹き出して俺と那智の顔を汚した。
おもらしをしたと思い、羞恥で死にそうなのに身体が震えたまま治まらない。
「雄也……潮、吹いたの?」
やけに嬉しそうに那智に言われ、朦朧とした意識の中で(あぁ、おもらしじゃなかったのか……)と、ホッとしながら意識を手放した。
最初のコメントを投稿しよう!