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「ち、ちょっと待とうか?」
ベッドの上で那智を押し倒した俺に、那智が引き攣り笑顔を浮かべて俺を見上げる。
「ヤダ!待てない。今日、ずっと那智を抱けるって思ってたからさ……」
そう言って、那智の手を興奮して元気100倍の俺自身に当てた。
「ほら、分かる?那智の事を考えて、こんなになってるんだよ」
耳元で囁き、那智の手に自分の手を重ねて扱くと、那智がゆっくりと布の上からヤワヤワと揉み始めた。
「なに?雄也は今日一日、練習しながら俺に突っ込む事しか考えて無かったわけ?」
唇を舐めながら、那智の視線が色っぽく俺を見上げる。
俺は那智の綺麗な顎を掴み、唇を重ながら那智の綺麗な身体を撫で回す。
那智は風呂上がりは下着1枚で、大体そこからえっちに流れ込むのが通常だ。
よって、脱がす手間もなくて非常に楽ちん。
俺はパジャマ代わりのTシャツを脱ぎ捨て、キスを交わしながら那智の胸に手を這わす。
乳首に触れ、そっと指先で撫でると那智の身体がビクリと揺れた。
頬にキスを落して
「那智、気持ち良い?」
と訊くと
「お前……随分と手慣れてるな……」
って那智が目を据わらせた。
頬から首筋にキスを落としながら
「那智の真似してるだけだよ……」
そう言って再び唇にキスを落とす。
「本当かよ……」
キスの合間に那智に呟かれ、那智の顎を軽く掴みながら
「那智……舌、頂戴」
と甘く囁く。
俺の言葉に、那智がゆっくりと舌を出す。
那智の舌を唇で挟み、扱きながら舌先を絡めてから那智の舌を咥えて俺の口内で、那智の舌を絡め合う。
那智の手が俺の首に回り、キスを貪り合う。
ゆっくりと唇を離すと、お互いの唾液が糸を引いてプツリと切れた。
荒くなる呼吸と、ギンギンに勃起して痛いくらになっているお互いの昂りを重なり合わせた状態で見つめ合うと
「なに?これで終わり?」
余裕の笑みを浮かべた那智が、俺の胸に手を這わせて人差し指で乳首を撫で回す。
「あっ……」
那智に触れられ、思わず漏れた声に
「このまま、騎乗位でもするの?それならそれで構わないけど?」
と、揶揄うように言われてしまう。
「言っただろう?俺が那智を抱くんだよ!」
そう言って、俺は那智の胸に舌を這わせた。
「仕方ねぇな……」
呆れたように言われて、那智の手が滑るように俺のハーフパンツの中に入り、下着事ハーフパンツを下ろすと、那智の下着も器用に脱ぎ捨てて、お互いの昂りを合わせた。
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