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『りーず…おきて』
「う、んん…」
俺が何度も声をかけても、涼珠は決して起きない。
というか、朝に弱いヤツなのだ。
『…たく、早く起きないなら、ほっぺにチューしちゃうよ…♡』
「ん゛…そんなの…だめ……」
寝言を言っているかのように、か細い声。
そんなのじゃ、説得力は0以下。
『…はは…逃げんのもだめだから…♡』
そう言って、俺はほっぺではなく、耳に息をゆっくり、吹きかけた。
「あ…!?…////ちょ…っやめ…て…♡」
朝だからなのか、少しだけ感度が良くなっていて、おまけにセキュリティがゆるゆる。
パジャマの襟がよれて、鎖骨が見える。
『…そんな、えっちなりずに…、いっぱい攻めてあげよっか…』
「…へ…」
耳元に自分の口を近づけて、涼珠の弱い部分を触る。
「っっ…///まっ、…て…そこ、…/// 」
『…んん?…ここがいいの…』
どうやら、耳の近くで囁きながら、首筋や鎖骨を触られると気持ちいらしい。
『ふふ…♡…変態さんだね♡』
「は、はぁっ?///ふ…ざけ、んなっ///♡」
地味ーに腰が揺れてて、感じているのが丸見えだ。
『いっぱい俺に触られたから、もう身体、熱いんじゃない…』
リズのお腹や腰、太ももにキスしたり、舐めたり。
好き勝手やってるのに、ちゃんと気持ちよくなっていっているのが嬉しかった。
「ふ…//まって…くすぐった…い//…うぁ…///」
『腹筋割れてるくせに、超敏感じゃん…♡』
「はぁっ///♡っ…あ、//も、だめ…♡」
気持ちよすぎて、涙目になって、うるうるして。というのはいつものことなのに、見てて飽きないのは何故だろうか。
『俺の舌で…敏感になっていくとこ……もっとみせてよ…♡』
「あ…っ//♡」
おへそ辺りから胸の所まで、つうっと舌でなぞった。
声にならない声を必死に出しながら、快感を必死に受け止めている。
『…自分で頭の上に手、置いちゃうんだね…、すっげぇ可愛い…♡』
その両手首を片手で掴んで、またいろんなとこを舐めた。
「っう…///な、めんなぁ…///♡、いっ…///」
『じゃぁ、キスされんのがいい…?』
わざと涼珠の大好きな”乳首”にキスをする。
「んんぅ…♡あ…」
気持ちよさそうだけど、切なそうな顔もしている。
『…焦らされるの、やだ…?』
恥ずかしがって、目を逸らして、可愛い反応をまたみせてくれるかと思った。
しかし、予想外…
「…あっ、あた、り、//まえだ、ろ…///♡…は、はやく…おまえでっ//、いっぱいになりたいっ…♡」
真っ直ぐと、とろけた目で見つめられてしまった。
控えめに言って、死にそうなくらいに可愛い…
『…わかった。』
くすぐったいのと、気持ちよくなるのは紙一重。
自分の大好きなところをいっぱい気持ちよくされて、絶対に気持ちいいはずなのに、快感が頭に押し寄せてくるから、くすぐったくも感じてしまう。
混乱するような快感に溺れていく涼珠が可愛いから、俺は焦らすのが下手なのかな
「はぁっ//♡んっ、あ//や、だ…///っ♡うっ//ん♡」
『乳首だけで、イッちゃいそうだね…♡』
イかないっ!って顔してる。油断したら、絶対イクだろうなぁ
と思いつつ、油断させてイかせるために攻め続ける。
『ほぉら…イきそうなんでしょ…?』
「だ、からっ//イか、ないっ♡、てばっ///♡」
耳元で囁いた。
『…イっちゃえよ…♡』
弱い耳の近くで攻められて、腰をビクビクさせた。
「ああ…//♡あっ…//」
必死に我慢している。可愛いけど、可愛いけど…イかせたい
『いく…?、イッちゃうよね…?…ほーら…イク、イク、…』
「っやだ…///んぅっ…////♡」
『はーやーくー…ねぇ……、』
最終手段。目を見つめながら、
『…イけ………♡』
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