14人が本棚に入れています
本棚に追加
/31ページ
「えっ、蒼空・・・」
「私だけが知らなくて、年末に聞いて、私達の打ち合わせに邪魔されたと思って、しかも家を建て直す話も訊いて悲しくなって・・・・
酷い態度を取ったって思う。ごめんなさい」
「茜「茜さん」」
蒼空と彼女が重なった。
ガチャっとドアが開いて入って来たのは、千夏さんのご両親。
「千夏、どうしたの?」
「何かあったのか?」
俺達の突然の訪問に驚かれたのだろう。
「な、何でもないから・・・」
両親を出すと俺達だけになった。
最初のコメントを投稿しよう!