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『輝夜姫様!いつまでそちらにいらっしゃるつもりなんですか!いくら現代日本に転生できて、毎日楽しいからってちょっと長すぎでは!』
「しつこいなー。そう思うならまた次の満月の時にでも迎えに来て見れば?返り討ちにするけど」
『返り討ちにされるからお願いしてるんでしょーが!ていうか最近柔道も習い始めましたね!?この間の一本背負い超痛かったんですけど!』
「プロレスも研究中。次はウェスタンラリアットなんてどう?」
『ひ、姫様ぁぁぁ!?』
僕が彼女の正体を知ってひっくり返るのは。僕が家で待っている彼女に金メダルを見せに行った、その翌日のことである。
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