かぐや姫は抗いたい

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 *** 『輝夜姫(かぐやひめ)様!いつまでそちらにいらっしゃるつもりなんですか!いくら現代日本に転生できて、毎日楽しいからってちょっと長すぎでは!』 「しつこいなー。そう思うならまた次の満月の時にでも迎えに来て見れば?返り討ちにするけど」 『返り討ちにされるからお願いしてるんでしょーが!ていうか最近柔道も習い始めましたね!?この間の一本背負い超痛かったんですけど!』 「プロレスも研究中。次はウェスタンラリアットなんてどう?」 『ひ、姫様ぁぁぁ!?』  僕が彼女の正体を知ってひっくり返るのは。僕が家で待っている彼女に金メダルを見せに行った、その翌日のことである。
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