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「もっと平らな場所くらい幾らでもあるのにぃ、わざわざここにですかぁ……」
「そうよ、私の右膝にあなたの左膝が当たるように座りなさい」
三笠は露天風呂の縁の、でこぼこになっている部分の横に腰掛けると、右手で自分の右膝の外側をぽんぽんと叩き、アルミランテに座るように促した。
「三笠様がそう言われるなら……よいしょっ……と……」
アルミランテは後ろを向いて自分の座る位置を決めると、右手で露天風呂の縁を握り、ゆっくりと言われた場所に腰を下ろした。
両脚を踏ん張り、バランスを取る。
アルミランテが完全に浴槽の縁に腰を下ろしてバランスを取ったところで三笠がアルミランテの股の間に右手を突っ込む。
前置きもなしにいきなり豆を擦られたアルミランテがびくんと身体を痙攣させる。
「……予想していた通り、私の部屋に来る前にひとりで遊んでいたみたいね……」
三笠はアルミランテの股の間に突っ込んだ右手を抜くと、指の先に付着した粘液をぺろりと舐めた。
「三笠様ぁ、確かに三笠様の部屋に行く前にひとり遊びはしていましたよぉ……だからといってぇ、いきなり触ることはないでしょう、手順を踏んで下さぁい」
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