蒸し暑い日
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あの日、蒸し暑さに辟易していると急な雨が降ってきた。そのまま突っ切るには少し強い雨だけれど、西の空は明るくてきっと夕立だからすぐやむだろうと近くの雨がよけられる場所に一旦避難した。そこにいた先客が彼女だった。 彼女は制服姿で少し濡れていて、私と同じことを考えていると分かる。雨宿りの間、ほんのちょっとの時間。会話もない少しだけの時間で私は彼女に心奪われていた。
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