出会い編 血塗れナイフの死神

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出会い編 血塗れナイフの死神

キャロライン「はぁ…(一向に見つかりませんねぇ…意図的に私達を避けている訳が無いし…)」 警官「おい!待てっ!」 ???「嫌に決まってるじゃん!?待てって言われて待ってくれた人いた!?いないよねぇ!?そういうこと!」 キャロライン「…彼女は特徴には合ってないけど…中々才能のありそうな人物ですね。(あの速さは私では追えない…後回しです。)」 警官「くそ…速い…!」 パァンパァン(警官の撃った銃弾の音) ???「君達の銃うるさいんだけどwww近所迷惑ですっ!wじゃあねっ!」 スタッ(ビルの上に飛び乗る音) 警官「逃げられた…」 キャロライン「…」 『1人警官に追われている人物を見ました 軽やかな足取りと速い動きでビルの上に飛び乗り、見事に逃げ切っています 彼女も候補にどうでしょうか』 『良いと思うよ。この前の候補にあげた人物とは違うのかい?』 『えぇ、髪の色、目の色、髪型、全て合っていません。』 『情報感謝しマス!特徴があれば是非教えて欲しいデス!調べてみマス!』 キャロライン「特徴…」 『黒のロングヘアでした そこまで髪は長くはないですね 赤色のメッシュを前髪に3つほど付けています 目の色までは分かりませんでした』 『充分デス!ありがとうございマス!』 ???「…お前、キャロンか?」 キャロライン「!?…えぇ、その名前は私の事ですけど…」 ???「やっぱり!」 キャロライン「何故私の名前を?」 ???「一緒にいた奴らがそう呼んでたからさぁ。」 キャロライン「…一緒に居たという人物の名前は分かるんですか?」 ???「鶏冠井と、陽莉っつってたなぁ。」 キャロライン「見事な物ですね…」 ???「いや別に敵対視してるんじゃねぇんだよ。ただ単に強そうだから仲良くしてぇって訳。」 キャロライン「…2人を集めるので少し待っていてください。」 『候補の人物と会話が成立 至急新宿に集合してください』 『分かった。』 『了解デス!』 ー数分後ー 鶏冠井「陽莉、この子で間違いないかな?」 陽莉「ハイ!黄色い髪、ポニーテール、緑の目…全て一致していマス!」 ???「やっぱりあれ、あたしの事だったんだなぁ。」 鶏冠井「名前、良かったら教えてくれるかな?」 綺音「一条 綺音!よろしく頼むぜ〜。」 鶏冠井「…一切の隙もない愛想笑いだね。何故無理して笑っているんだい?」 綺音「…勘のいい奴だ、そういうのは嫌いじゃねぇぜ?そうだなぁ…暗いのは好きじゃねぇ、簡潔に言わせてもらう。」 鶏冠井「あぁ、構わないよ。」 綺音「…笑ってなきゃいけねぇんだよ、あたしは。今は亡きあの馬鹿の為によ。」 鶏冠井「…君も、社会に心を殺されたんだね」 綺音「!?」 鶏冠井「良ければ、君も私の組織に介入しないかい?そのナイフ…君だって、何人も殺してきたんだろう?」 綺音「…気に入った!勿論だよ!これからもよろしく頼むぜ、鶏冠井!」 キャロライン「相変わらず…貴方は人の心を読むのがお上手で。」 陽莉「これで4人デスね!」 「これからは、心の底から笑えそうだ」
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