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それからのニ年を
愛生は医療事務や福祉の
勉強、仕事に費やした。
そして、休日には
久我山と、久我山の子供達と。
山に登り、木々の香りを…
海に戯れ、太陽を全身に浴びて
久我山の包容力に甘え、
子供達の笑い声に癒やされ…
愛生は心身ともに健康を取り戻して
久我山と新たな生活を始め…
その頃には悠未も母親になり…
瑠李は二人目の子供を宿したと
愛生は風の便りに聞いて…
凪いだ心でそれを受け止めた。
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