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翌朝、アザだらけのシルバーの元に姉様がやって来た。
姉様「大丈夫か?」
シルバー「えぇ、なんとか」
姉様「何故私達を避ける」
姉様「このままだと死ぬよ」
シルバー「私は先輩達を避けている訳じゃありません。ただ、話すキッカケがないというか?怖かっただけです」
姉様「そうかい。そう言うことならアイツらに誤解だって言っといてやるよ」
シルバー「ありがとうございます」
姉様「ところでお前何でそんなに運動してんだい?」
シルバー「えぇ、ちょっと」
姉様「えぇ、ちょっと、て お前水くさいじゃないか。話してみろよ。訳があるんだろ!」
シルバー「じゃ、組長にだけ。実は……」
シルバーはこれまでの出来事を話した。
そして、これからやろうとしている事も……
姉様「事情は分かった。応援するよ」
シルバー「応援?」
姉様「あぁ、お前がここを出るまでお前の面倒は見てやる。」
姉様「私に任せておきな!」
シルバー「……」
姉様「今から私の事は“姉様”と呼びな。他の連中にも呼び名がある。自分から話し掛けて聞いてこい。話すキッカケにもなる。ほれ行け!」
シルバー「姉様、ありがとうございます」
シルバーは先輩達の所へ向かった。
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