シルバー「room27」

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次の日、シルバーの元へ一人の女が訪ねて来た。 何でも、姉様に頼まれて空手を教えに来たようだ。 シルバーは思った。 「姉様、行動ハヤ!」 応援するってこの事だったのか! 彼女は私より3歳年上、障害を起こしてここへ来たようだ。 後、2カ月でここを出るらしい。 空手を教わる時間は限られている。 まず、基礎練習から始める。 私は軟弱で体力がない。 全然付いていけない。 空手の型 難しい。 切れが無いと怒られる。 気合だ!気合だ!気合だ! 精神修業の基本だそうだ。 朝起きて寝るまで、時間があれが練習の日々は続いた。 練習を始めて1ヶ月。 姉様「2週間後の試合頑張れよ!」 シルバー「試合?」 シルバー「姉様、2週間後の試合て何ですか?」 姉様「お前知らないのか?」 姉様「組対抗の試合だよ」 シルバー「組対抗の試合……」 姉様「お前、私達の代表だからな!しっかりやれよ!」 シルバー「えぇ~~!」
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