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次の日、シルバーの元へ一人の女が訪ねて来た。
何でも、姉様に頼まれて空手を教えに来たようだ。
シルバーは思った。
「姉様、行動ハヤ!」
応援するってこの事だったのか!
彼女は私より3歳年上、障害を起こしてここへ来たようだ。
後、2カ月でここを出るらしい。
空手を教わる時間は限られている。
まず、基礎練習から始める。
私は軟弱で体力がない。
全然付いていけない。
空手の型
難しい。
切れが無いと怒られる。
気合だ!気合だ!気合だ!
精神修業の基本だそうだ。
朝起きて寝るまで、時間があれが練習の日々は続いた。
練習を始めて1ヶ月。
姉様「2週間後の試合頑張れよ!」
シルバー「試合?」
シルバー「姉様、2週間後の試合て何ですか?」
姉様「お前知らないのか?」
姉様「組対抗の試合だよ」
シルバー「組対抗の試合……」
姉様「お前、私達の代表だからな!しっかりやれよ!」
シルバー「えぇ~~!」
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