たかが5パーセント

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そんな言葉が添えられた刹那、足の間に熱いものが挟まれた。それが相良の一部だと気づくまでに、そう時間は掛からなかった。 「っあ、や…っ」 すぐに始まった律動に目を見開く。私の中心を往復するそれは驚くほどに熱くて、硬い。深く腰を打ち付けられるたびに上の敏感なところを擦られて、びりびりした痺れが全身を伝った。 「や、あぁ…っ」 「やばい、これ…」 ――入りそう、 どこまでも甘美な声でそう囁かれて、火が付いたように身体がいっそう熱くなった。こんなの、普通にするより恥ずかしい。 相良のそれが入り口にぐっと押し当てられる、そのたびに期待に塗れたような声が零れ落ちた。もどかしさとじれったさで、頭がおかしくなりそう。 「さが、らぁ…っ」 堪らずに首を捻れば、肩越しに視線が絡まり合う。私を見た相良は困ったように、だけど今まで目にした中で一番妖艶に、笑った。 「そんな顔してもだめな」 「…っあ、んっ」 「ゴムねえんだって」 ――ねえ、それって、本当なの?
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