七海の語り

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日常が崩れ去るのも一瞬。 「俺の名前は木下鞠!よろしくな!!!お前の名前はなんだ!!!友達だろ!!!」 副会長が迎えに行って気に入った子を生徒会で見に行くことになった。 そしたら、みんなものすごい速さで落ちて行った。 僕は名前だけ教えて極力関わらない様にしようと思った。 なんか僕の平穏な日常に影響が与えそうだと思ったからだ。 もちろん僕が関わってなくても日常は崩れ去り、学園は嫉妬により制裁で強姦、暴力事件、器物破損。 仕事は日に日に増え、生徒会室に籠る様になった。 時々、生徒会室で木下鞠と騒いでくるだけで仕事をせずに帰るから、しかも掃除もせずにだから汚れるし効率が悪くなった。 まぁ、結局は嫌われて寄り付かなくなって仕事をしやすくなったのは確かだ。
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