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奴が踏み込んで来る。 僕のせいだ、僕のせいでこの人達が。 彼らへの申し訳なさと明日のニュースが浮かんだ。 男である僕が、他人の家へ逃げ込んで。 社長(あいつ)は何て言うだろう。 「うわぁぁぁぁぁぁぁァァ―――ッ!!」 気づけば奴に突進していた。
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