と・く・べ・つ6 つるぺったん(汗)×火の玉屋

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 続いてタッくん。 「随分忙しいようだが、ちゃんと食ってるか? 身体が資本だぞ? 宵宮と言ったら焼きそばだ! 食いに行くぞ!」  最近忙しいタッくんを気遣ってか、焼きそば食べるとタッくんの手を引いて人込みに消えていった。  次は五丁目さん。 「お主も忙しいらしいのぉ。甘いものを食うぞ!」  五丁目さんのご先祖様も五丁目さんの手を引いて人込みに消えていった。 「気遣うご先祖様いいなぁ」  そう言うげたんわくんのご先祖様は、げたんわくんが持ち込んだスイカをシャリシャリ食べている。 「うん。うまいうまい。ご先祖様に供物持ってくるたぁ成長したのぅ」  何気に叱られているタイプの人物は、供物持ち込んでるね。大と徹も供物持ち込んでご先祖様の機嫌取ってる。 「ものでご先祖様の機嫌取るとは情けないのう」 「そんなににょたチョコ男子の近くにいたいか?」  それでも叱られている大と徹。お前らはしゃあない。 「今年は、まつ!とでつ!の話をしましょう!」 「あら? さらに進化したのでしね。いいでしょう。聞きまつ!」  束砂さんはご先祖様となんか楽しそうなことをしている。  はろんさんは、ご先祖様にらぶちゃんとヴェアちゃんの自慢をしている。 「あーん! らぶとヴェアに触りたかったのーー!」  ご先祖様も動物好きだ。  更紗さんはやっぱりおばあちゃんの魂とのお話。更紗さんのご先祖様に関しては俺も聞き耳立てない。そのくらいの配慮はするよ。 「さて、あんたの美容法をそろそろ教えてくれてもいいんじゃない? お姉さんはあんたのピチピチの肌の秘訣を知りたいのよ?」 「だから若さだってば! 若ければピチピチするよ!」  今年も香多くんはご先祖様に喧嘩売ってる。相変わらず怖いもの知らずだな。 「お主、今年も足出しか? 恥ずかしくないのか? 男子に生まれたら傾くべきだろう?」 「俺は性別の枠組みを超えたにょたチョコ男子アイドルだから、これが俺の傾き方なの! 大体足出し可愛いじゃん?」  多分心も女体化しだしてる良くんにご先祖様は頭を抱えている。まぁ良くんは女体化しててもしてなくても問題児だけどな。  さて、親父はどうかな? 「子供楽しみだなぁ。わしも楽しみで楽しみで。きっと可愛いだろうなぁ」 「そりゃそうだよ! 母さんと私の子供なんだから可愛くないはずないでしょ!」  親父は全くブレないな。こっちが恥ずかしくなるくらい。 「お主のラブラブっぷりは、あの世で見てても恥ずかしいわ。いい嫁さん見つけたなぁ」 「そりゃあ、そうでなきゃ結婚しませんからね」  本乃編集長も全くブレないな。こちらも恥ずかしくなるな。
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