AKI

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AKI

この季節が近づくと思い出すんだ あなたと一緒に過ごしたこと でも君はもうここにいない 毎日が楽しかったんだ 嫌な事も君といれば関係なかった 僕が選択を間違わなければ ちゃんと正しい道を歩んでいれば まだ一緒にいれたのかな またあの秋来ないかな、って いつも思うんだ また君みたいな人に巡り合えるのかな けど君が良かったんだ 君だからこんなに好きになれたんだよ またあの秋来ないのかな、って やっぱり思っちゃうんだ 忘れようとしても 頭から離れないんだ 女々しいと言われたって だって仕方ないじゃないか 君みたいな人はもう現れない 夏のようにまぶしい笑顔で 秋の風のようになんだか居心地良くて 冬は当てはまるようなこと思いつかないけど 春のようにまた新しい風をいつも届けてくれた こんな素敵な人がまた僕の元に来るなんて 想像出来ないんだ 雑で、荒でしかなかった僕と いつも一緒にいてくれた あの日々に、君に感謝してる 僕はいつもまたあの秋が来ることを望んでいる
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