インディゴノスタルジー
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久し振りに帰省して、自分の部屋を覗く。 最後に見た時と変わらない。シンプルな家具が並び、机上には参考書とインテリアがある。そうして青春を彩ったものの狭間で、小さな砂時計が目に止まった。 卒業旅行で友人と揃いで買った土産物。懐かしさからひっくり返す。藍色の砂が細い狭間をすり抜けていった。 ゆっくり、静かに、三分間。 あいつは今、何をしているだろうか。
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