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◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇
御子が産まれて一年後。
レティシアの大公としての戴冠式が行われた。
深紅のマントを翻した堂々たる金獅子の王が、純白の衣装のうつくしい大公の頭に、ティアラをさずける姿は、そのときの宮廷画家の手によって大きな絵となり、王宮に伝わっていくこととなる。
そして、黄金の太陽王の御代と、それを支えた参謀であり王の伴侶である銀の大公の名も。
END
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