第七話 銀の王妃の戴冠

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   ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇  御子が産まれて一年後。  レティシアの大公としての戴冠式が行われた。  深紅のマントを翻した堂々たる金獅子の王が、純白の衣装のうつくしい大公の頭に、ティアラをさずける姿は、そのときの宮廷画家の手によって大きな絵となり、王宮に伝わっていくこととなる。  そして、黄金の太陽王の御代と、それを支えた参謀であり王の伴侶である銀の大公の名も。    END
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