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『ロー‥ウッ.. 様 ローズ..様!ローズウッド様!起きてください」
ゴン!
「痛!」
ローズウッドは勢いよく起き上がったため、硬い何かにぶつかってしまった。
何処だここ?確か‥ポポを倒して、..自分も倒れた・・
「ローズウッド様!お目覚めになられたのですね‥良かった」
後ろから声をかけられ、振り向いた。
最悪だ。
そこには、二度と会いたくない人物が立っていた。
「なぜ、お前がここにいる?裏切り者め!」
ローズウッドは殺気を放ち、睨みつけた。
女は苦しそうにしながらも、言葉にする。
「ローズウッド..様、おや‥っおやめください!」
耐えれなくなったのか、床でもがいている。
意識を離す前に殺気を消す。激しく咳き込み、少し顔色が悪くなっていた。
「もう一度聞く。なぜお前がここにいる?牢から出れたその日に、この国から出て行けと言っただろ!」
ローズウッドの怒鳴り超えが森をこだました。
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