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伏せてた顔をあげると
彼の顔が近づいてきた
唇が触れる瞬間止まり
お互いの唇を確認するように
軽く触れ
強く押すようなキスをする
清らかな口腔を
柔らかい舌でゆっくりと
時間をかけて
薄紅色の舌を誘い出し
両頬から耳たぶへ
繊細な指使いに
感じたことのない快感に
酔っていく
肩から背中へ
背中から腰へ
触れるところ全てに
電流が走ったように
腰が揺れる
いつの間にか
息づかいも荒くなり
なんでこんなにも
身体が苦しいのか
どうしていいか
わからなくなってしまう
そんな表情で
見つめると
「やっぱり
美帆さんがいいです」
「どうして?」
それに対して答えず
やんわりと
首筋に舌を這うと
甘い吐息に変わっていく
下着からこぼれる
色白の膨らみは
年相応の柔らかさで
しっとりと指を吸い付かせ
「美帆さん、肌が綺麗ですね
素直に感じてくれて
嬉しいですよ」
耳の外耳に舌で舐め
くちゅっと穴に差し込みながら
淡い色の乳輪の回りを指でなぞり
凝り固まる乳首を爪で弾く
「あ…あぁ…」
「ほら
もうこちらも
こんなに悦んでる」
ショーツの溝が
はっきりとシミが出来てるのがわかる
溝に指を埋め込むと
くぷくぷと
音をたてるように
沈んでいく
コリっとしたものに触れると
ビクッと身体が跳ね
何度も繰り返し
与えられる愉悦に
耐えていく
蕩けたような
表情で
指の動きに身を任せてると
だんだんと
大きな波に襲われ達する予感がした
「美帆さん
蕩けた顔して
とても綺麗です」
「さぁ貴女のあそこも
どんな風に
求めてくるのか
見せてください」
ひくひくして
閉じたり開いたり
その度に
奥から滑りの汁が溢れて
艶やかな媚珠は
ふるふると摘ままれるのを
まちかねてるよう
汁を掬いながら
くるくると指の腹で回すと
背筋がのけ反るように
痙攣し
「あ、あ…もう」
「ん?
はっきり
言わないとわからないですよ」
「あ…いれ…て」
「おく…まで…きて」
そこまで言わせても
焦らしに焦らし
ようやく奥まで
挿入されたときには
最初のひと突きで
大きくガクガクしながら
いってしまった
これが
女の悦びなのね
*おわり*
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