8
8/9
読書設定
目次
前へ
/
70ページ
次へ
「え…」 薫は、急に酔いが覚めたように眞白を見た。 「あ、嘘!冗談です!」 眞白は慌てて否定したが、薫は真剣な顔のまま眞白の両肩を持っている。 「眞白…俺さ…」 「分かってます!宮本さんがいますもんね。分かってます…」 ポロ…と涙が零れる。 「ごめん…」 薫はそう言って手を離し、顔を背けた。 「も、寝るわ…」 薫は、ヨロヨロと手すりに捕まりながら階段を上がっていった。
/
70ページ
最初のコメントを投稿しよう!
159人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
632(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!