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始まり1。
僕は、学校が嫌いだ。
人と、いろんな話を合わせなきゃ、いけないのが、めんどくさい。
しかし、それがいけなかった。
ある日、僕は、授業をサボっていた。
給食になると、僕は、戻ってきた。
すると、誰が、ボールペンを盗んだかと、もめていた。
下らない、事しているなと、思い、僕は、通り過ぎようとした。
しかし、案の定、疑いは、僕に来た。
[こいつだ!]
[こいつだ!]
[こいつよ!]
[こいつだ!]
非難の視線が、僕を突き刺す。
こうして、僕は、学校に行けなくなった。
そして、人と、目を合わすのが、恐怖になった。
母さんに、[学校止めたい]と、言った。
[辞めて、いいわよ]と、言った。
以外だった。
[いいの?]
母さんが言った。
[それより、あんたのしたい事を探しなさい]
それから、僕は、ずっと、部屋に込もって、ゲームをしていた。
しかし、そんな生活が続くと、母さんがゲーム消して、言った。
[あんたのしたい事、こんな事、つまらないわね...]
そして、僕の首根っこを掴むと、居間に連れてきた。
居間に、スーツ姿のおじさんがいた。
おじさんは、頭を下げた。
[始めまして、秋本康です。今日は、あなたに、話があって来ました]
[僕に...]
僕は、視線をそらした。
母が、[あんたも、頭を下げるのよ]と、言って、頭を下げさせられた。
おじさんは、パンフレットを僕に、渡した。
[夜間学校]
僕は、言った。
[学校なら、もう行かないですよ...]
パンフレットを、突き返した。
[試しに、行ってみたら、どうですか、夜だから、同級生と、会う事、ないですよ]
僕は、言った。
[人と、目を会わせたくないんだ]
『成ぜか、この人には、話せると、思った』
[じゃあ、目を合わせなくて、いいです]
[え?]
僕は、驚いた。
[いいんですか]
おじさんは、言った。
[その代わり、もし、目を合わせたくなったら、言ってください]
それが、おじさんとの、夜間学校の始まりだった。
続く。
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