磯部 茂

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薄暗い部屋の中、カーテンの隙間から差すわずかな陽の光が俺の頬を照らす。 ダルい体で寝返りをうち 枕元にある時計に目をやると昼の2時を過ぎていた。 頭が重いのは昨日呑んだ度数強めのハイボールのせいか。 カラカラに乾いた喉にお茶を流し込む。 「かぁーあっ!!生き返るなぁっ!」 喉も潤い、腹が減ってきた俺は いつもドアの前に置いてある、母ちゃんが作ってくれたおにぎりを頬張り空腹を満たす。 タバコに火をつけ一口吸った後、着なれたジャージに袖を通し つけっぱなしのパソコンに向かい今日もネットを徘徊する。
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