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部屋の中に喘ぎ声が響いている。
ふわっとした金髪の少年が拘束具をつけられ、目隠しもしている状態で太い玩具を咥えこまされている。激しい快楽のせいでベッドの上で何度目かの絶頂を迎えて白濁を吐き出しながら、許しを請っている。
俺は濃紺の髪に金色の瞳を上半分の仮面で隠し、白の手袋をつけ燕尾服を着て椅子に足を組んで座りながらその光景を眺めている。
「御主人様ぁ!!も、い゛く゛のやだぁぁあ!!!!」
ビクンビクンと体を跳ねさせながら器具によって閉じられない足を閉じようとガチャガチャ音を立てている。俺は立ち上がり頭を押さえつけて耳元に顔を近づける。
「嫌じゃないでしょう?御主人様にイかせてもらえるのが貴方の幸福です」
耳元でまるで暗示のように繰り返す。目隠しの布は涙でぐっしょり濡れており、鼻水と涎も垂らしていて綺麗な顔も歪んでいる。歯を食いしばって快楽に耐えながらなんと言えば喜ぶかとろけた脳で考えている様子。
「ごひゅじんしゃまぁ!!淫乱な僕がいくのみててくらさぃぃいいい!!!」
「よく言えました」
玩具を激しく弄ってやり、額にキスをしてやればまた声にならない声を上げて白濁を吐き出して気を失う。乗馬用鞭に手を伸ばしたが、やめて玩具を抜いて拘束を外してゆく。
身体を綺麗に拭いてやり、目隠しも外してやる。涙を胸元の白いハンカチで優しく拭ってやり頭を撫でてやる。
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