・・・的なね!的な。

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・・・的なね!的な。

 私は彼女が乗っていないときでもドライブ時に鼓舞しようと曲をかけることがあります。  しかも、同乗者がいない時を良いことに、大音量で、窓全開。  しまいには大きな声でカラオケを始める始末です。  邦楽ではインディーズバンドやアマチュアラッパーが好きで、マイナーなため大衆に知られていない曲ばかり好みます。  更には、私は歌は下手くそながら収録中の会話ですら再現したがる凝り性です。  夕方の繁華街を走っている時、興が乗ってしまいプレハブサウンドプロさんの、的な。を流して歌ってました。・・・窓全開で。  俺&カーステレオ 「プレハブサウンドプロダクション♪  featuring仲間たち。  This is party・・・良い感じだねぇ、このビート、やっぱ良いねぇ。  どんな感じよヒサノリ!!」  カーステレオ 「ヤーマン!!!」  俺&カーステレオ「っ的なね!的な、的な!」  信号待ち。  通りすがりの女子高生二人組 「ヤバっ、あの人! 車ん中でクラブごっこしてる!」  俺&カーステレオ「じゃあ今夜もそろそろ上がっていきましょ、的なー!」  聞かれたからには止める訳にもいきません。  女子高生クスクス笑ってました。  俺&カーステレオ 「いやー、俺今日ヤーマンしか言ってねえよ、おーい!  俺だってラップやりてーよぉ・・・  オイラは弱視、楽譜が読めないキャリアゼロのエンターテイナー!  あれ、あれあれあれちょっ・・・  おーい、音小さくなってるってぇ!  おーい、俺だってラップ出来るよー!?  ・・・ヤーマン」  もう家帰るまで完コピして歌いきりましたよ。  恥ずかしい・・・ヤーマン。  
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