マイム・マイム
10/14
読書設定
目次
前へ
/
14ページ
次へ
「―思い出したか。」 一瞬驚いたような表情をして、しかしすぐに呆れたような口ぶりで、 「そう、君が、君の妹さんに、水を浴びせていたんだよ。 そして、こう言った。」 「『絵が、完成した』ってね。」 当時の自分と目の前の友人、二人の声が重なって聞こえた。 私が妹の絵に水をかけた理由。 それは、ある時分から、自分が彼女の絵を描き続ける理由が、もう一つあることに気づいてしまったことにある。
/
14ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!