マイム・マイム
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「しかしそんなある時、君が急に部屋から出てこなくなったもんで、君のお母さんが心配してね、終いには僕のところに連絡がきた。僕も、随分と君を心配してやっていたから、当然すぐに駆けつけたさ。部屋の前で僕が声をかけると、君は案外あっさりとドアを開いてくれた。そこで、久々に君の絵を見たんだ。そう、」 あ、思い出した。 「水浸しになった絵を、だろう?」
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