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「えっ?」
「彩は元気で学校行ってるのかってウチらに聞いてきたのよ。近くを通ったからって」
「へえ、そうなんだ…」
「He looked like cared of you, Aya. 」
(アヤの事が心配だったみたいよ)
ジャンがそう言ってコーヒーを啜った。
(和樹さん、わざわざ寮にまで来てくれたんだ…)
ほかに警察の仕事もあるのに、気遣いが心に染みる。
「さすがね。ところで彩、和樹さんは付き合ってる人とかいないの?」
「えっ?」
予想外の言葉に、思わず固まった。
「だって、仕事柄とはいえ女子へのアフターフォローは完璧だし、顔はいいし、あれでモテないはずないじゃない?過去の彼女の噂とか聞いたことないの?」
「だって出会ってまだ一ヶ月だよ?智樹先輩とも付き合い始めたばっかりだし…」
「I think it is enough time to known about him. I fall in love with my boyfriend in three hours.」
(充分な時間だと思うけど。私は今の彼氏を3時間後には好きになってた)
「ジャン、それはいくらなんでも早いよ!即決すぎ!!」
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