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「足はどう?」保健室に連れていき、ようやくベッドで楽になった光に、的場が聞く
「ちょっと痛いけど、大丈夫です。」
「腕は?腕と手は大丈夫なの?」的場はしきりに七見の腕と手を気にする。
なぜなら、七見は地元では有名な御曹司で、しかもピアノの腕は神童とうたわれるくらい、有名だからだ
「平気です、大丈夫です」光は笑顔を交え、そう言った
「あなたにもしものことがあったら、私、、、一応あとで両親にも連絡入れとくからね」
「そんな、大袈裟です」
的場からしたら、大袈裟でもなんでもなかったが、今回はそのまま、光の言葉を受け入れ、連絡はしなかった。
的場がいなくなったあと、しばらく保健室で安静にしてた光は、夕日が沈みきったあと、1人家へと帰っていった
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