14人が本棚に入れています
本棚に追加
そのコウモリの追跡を続けた孫が見たのは、二階の自分の部屋の天井にぶら下がったコウモリだった。
叔母はホウキとモップを孫に渡す。
武器がホウキだけでは無理だ。
孫は自分の部屋の天井にぶら下がったコウモリに向かって、ホウキとモップを向ける。
ホウキとモップでコウモリを挟むという作戦に出たのだ。
ホウキとモップで挟むことが出来さえすれば、挟んだまま窓の外にポイっと出来るだろう、という計画だったんだろう。
孫は頑張り、見事にコウモリをホウキとモップで挟むことに成功した。
が、まだそれは第一段階だ。
第二段階はコウモリを挟んだまま、窓まで運ぶという、至難の技を繰り広げなければならない。
最初のコメントを投稿しよう!