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「……うん、そうだよ。ヴィアさんを、綺麗なヴィアさんと一緒に歩いていたいけど、他の男にジロジロいやらしい視線で見られるのは絶対にいや!」
僕はヴィアさんを一睨みだ。
「え? そんなに……私の事、愛してくれてるの?」
顔を赤らめて僕の胸元にそっとしな垂れかかってきた。
ん? 使いどころ間違えてないか? ヴィアさん……
「もちろんさ」
僕は調子がいい……と良く言われる。
ヴィアさんが匂わすチョロ感に合わせて見た。
「でも……私、帰っちゃうんだよ……そんなに愛されてしまってどうしよう……」
いやいや、間合いが……どこまで冗談なんだ? 良くわからない。
頬を赤く染め上目使いではにかむチョロエルを僕は抱きしめた。
とりあえず……
「ねぇ……駄目だよ……私……いずれ帰ってしまうんだもの……そんなに愛されても答えらえれないよ……」
なんだこれ……
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