〜六十日…江戸から上方迄…納骨に〜

由比宿にて❗️

😲「元兄・・見て見て・・大きな屋敷だこと❗️」

😁「あ〜あのお屋敷って「東海道大名主」の一つで 小池文右衛門殿がお屋敷なんだ❗️」

😐「名主さま・・なのに「小池」って苗字が許されているんだ❓」

🤔「そう・・確か甲州武田氏に仕えたとの事だと・・東海道でもとても大きく、名門の家なんだ・・って感じ❗️」

😲「スッゴッイ〜・・って事はそこら辺のお侍さんより上なんだ❓」

😀「そうだなぁ〜例えばヨウ・・大名が江戸勤めの時に泊まれる・・マァそんな感じだよ❗️」

😊「・・そんなお屋敷に泊まって見たい❗️」

😵‍💫「エエッ・・堅苦しいだけだと思うけど・・善吉って泊まりたいのか❓」

😁「元兄・・オイラ・・どうせ長旅なんだから・・一度は泊まって見たいんだよねぇ〜❗️」

🤔「ヨシ・・それじゃ親父殿の御威光が通じるかぁ〜試してみるか‼️」

🤨「御頼み申す・・某(ソレガシ)三河は岡崎藩士江戸留守居役用人八坂左衛門が嫡男八坂元二郎に御申、故あって上方迄の道中慣れば、供の者が小病にて誠に申し訳ござ候成れば一時お部屋等をお借り出来ますれば❗️」

👴「コレはコレは難儀な事・・さして御構いも出来なきにも・・サァサどうぞ御上がりくだされませ」
👴「三河は名門岡崎藩江戸留守居役様ご嫡男ならば手前こそコレ名誉に預かりまする」

😤「ご無理を申し上げご迷惑を慣れば、ここは名主小池殿のお言葉を有り難く申し受けまする❗️」

😮「元兄ってば・・まるでお侍さんみたい❗️」

😑「バカ・・俺はサムライなの・・まったくもう❗️」
😑「いいか善吉これから善吉は・・俺の家来の役なんだから・・そうだなぁ・・あまり話すな❗️」

🤐「・・・わかり申し奉りまする❗️」

😩「だからぁ〜話すなってばヨォ❗️」

👴「お邪魔いたします、コレお薬をお持ち致しました・・疲れから来る小病とお見受け致しますれば「葛根湯」等等を❗️」

😤「あいや・・コレはコレは忝(カタジケナ)く・・御面倒をおかけ申し候❗️」

👴「今宵・・いえ、暫くは当家にてご快復までお留まり頂ければ幸いでございまする❗️」

😤「それはそれは有難きお言葉・・痛み入りまする❗️」

😁「やったね・・元兄‼️」
😩「だから・・大声で話すなってもう・・善吉は病気の設定なんだってば❗️」

九日目のお泊り・・一回は泊まりたい陣屋敷なのだ‼️