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黒光りする強化プラスチックとナノカーボンの合成で、
硬度は硬質ガラスよりも上。
チタンやクロムのように腐食にも強く重量感もあり、
その上なめらかな表面は黒耀石のような輝きを持つ。
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エターナリアに黒曜石や大理石はありません。
もっと硬度の高いダイヤ、サファイア、ルビーは出土します。
(ただし宝石は大変、高価なので王族や貴族が使用する)
＊
円錐型の塔は大小様々な大きさで直立しており、
最も特異な点は窓が１つもないということだ。
退魔の結界に覆われたこの教育塔はその名の通り、
獣人族の子供達から魔力を取り除く再教育を基本としている。
つまり魔道士となる子供から女神の契約を
破棄させる事を最大の目的とし、一切の外部から
隔離する為に作られた退魔の結界に覆われた居住区なのだ。
この塔に隔離された子供達は女神と魔法を捨て、
黒神への信仰を強要される。
一旦、中に入った者は退魔の結界に魔力を封じられ、
どんな強力な魔道士も脱出は不可能とされているからだ。
【教育塔は獣人族の集落の中心にある】
教育塔は獣人族の集落の中心地にあり、
その特異な外観と巨大さが目を引く。
棟の結界の強さは一段階、階層をあがるごとに
約10倍に跳ね上がる。
周辺の小さな塔は(メインポール)と呼ばれる巨大な塔の結界を
支える補助塔で、そのメインポール内部も、子供達の魔力の
各レベルに合わせてフロアごとに区分される。
なお内部からの結界の強固さは特別強力で、
外側からの結界に比べて約8分の1の割合まで
無効化させることに成功していた。
【特Aフロア】
大きくA(強)、Ｂ(並)、Ⅽ(弱)に魔力量で区分される中で、
特別視された、特に魔力量の強いものの独房フロア。
【４６～５０階】
運動場を兼ねた巨大フロア。
柔道場、プールなどの各スポーツ施設があり、
機械を利用した運動スペースもある。
【３１～４５階】
子供達の再教育を重視する教室棟(教会でもある)、
一般的な教育水準を満たす学習もあり、
健康管理や魔力測定をするラボ(研究所)もある。
【８～３０階】(10~20階は女子、20～30階は男子)
各レベルに合わせフロアごとに上に行くほど、
結界力は強くなる。
部屋は１人ずつの個室で、２４時間体制の管理システムと
セキュリティの生活空間。
なお８～10階は学食のような食堂。
余暇空間の図書室、映画館、公園、プラネタリウム、
球戯場などの娯楽施設がある。
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公園は立体映像から成るもので、天候、季節、風景、
さらに温度差も再現できる。
【５～８階】
教育塔全体を統括するメインサーバーのある
コンピュータールーム。
ラボでの実験データーもすべてここの管理され、
保存されている。
【１～4階】
生活面の管理者や教育職員。
黒神教の司教などが住む空間。
【地下】
３重の対魔の結界を形成する(聖域)のための
広場になっている。
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