メアリ、走る。
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メアリは激怒した。 必ず、兄の婚約者だというあの令嬢を排除しなければならぬと決意した。 メアリには政治はわからぬ。政略結婚など、兄を思う心の前には塵と化す。王太子である前に、彼は兄なのである。 メアリはまだ子どもである。王宮の庭を駆け、
毬
(
まり
)
で遊ぶことを好んでいる。 けれども、悪意に対しては人一倍敏感であった。
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