弟よ、決着の時

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腹の立つ。 ああ、腹立たしい。 腑のあたりをぶすぶすと茶釜にかけられているような気持だ。 実の弟とはいえ、許すまじ…許されることではない。 血縁でこそこういったことを看過せず、溝を残さないべきだろう。 「さあ、弟よ。プリンを弁償してもらおうか」
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