ムカーッ！ ４：隕石

　一方、各シャトルに搭乗して、隕石破壊という重要な任務を果たすため、各国の搭乗経験者をコンピュータに選ばせることになった。
　その結果、日本のゲンジを始めとした各国の五人が選出された。
　こうして選出された面々は、打ち上げ場所であるロシアの宇宙開発センターに集められた。

　そして、それぞれの体調管理と訓練をしながら、最新のレーザー砲による訓練も始まった。
　が、一つ問題があった。
　それは急いで開発されたレーザー砲のため、一機ずつの性能にクセがあったのだ。
　そのため、五人それぞれがマイ・レーザー砲を持つカタチになった。
　つまりＡのレーザー砲は、Ａにしか操作できない事になったのだった。