第15話「媚薬」

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第15話「媚薬」

岩尾の一件は、太一と颯がどうにかしてくれたらしい。 逮捕されたけど、それに関して颯がフォローしてくれたおかげで、さほど嫌な気分になることはなかった。 とにかく、涼真が大暴れして大事にならなくてよかった。太一が冷静に対応してくれたらしい。 岩尾はお金出して、性欲持て余した男子にヤらせたというのはしばらくして聞いた。 もう過ぎたことはどうでもよかった。 今日は、涼真の家でたこやきパーティーだった。 男の子たちがダイニングテーブルを囲み、たこ焼きを丸める中、菜々子が立ち上がった。 「やっぱりキャベツの比率が少ないよ!」 「そーか?」 「謎のこだわり」 「切ってくるね!」 太一が、台所へ向かう菜々子を呼び止める。 「あー、じゃあ、ついでにイカ飯切って、持ってきて」 「はーい。お父さんおみあげの……」 「おー」 エプロン姿の菜々子は台所へと消えていった。 それを太一は見届けると、鞄をごそごそと漁りだした。 スポイトつきの液体が入ったオレンジ色の瓶とオイルが入っている茶色の瓶を出すと、テーブルに並べた。 涼真と颯が覗きこむ。 「なんだよ、これ」 「媚薬」 「びやく?実在すんの?」 「効くかねー?」 「こんなもん買って、お前はまた変態だなー」 涼真が少し呆れたように言うが、太一はそんなことどーでもいいようで、興奮を隠せなかった。 「菜々子の飲み物にこっそり混ぜてみようぜ。こっちはただのマッサージオイルつって、体に塗りたくってやろう」 「おもしろそーじゃん」 「安全なんだよね?」 颯が念のため、瓶の後ろの成分表を見る。日本語ではない文字ばかりだった。 「ドイツの会社のだから、大丈夫だろ」 太一はオレンジ色の瓶の蓋を開けると、菜々子が飲んでいたピーチソーダに3滴垂らした。 少しオレンジがかった液体がじんわり、ピーチソーダの中に溶けていく。 「…………」「…………」「…………」 「…………やべ、たってきた」 「俺も」 「はぇーよ」 太一はさらに、鞄をごそごそと漁り、小さな瓶を3つ、取り出した。 「おめーらも、精力つけるか?」 「これ、ジジイが飲むやつだろ?」 「菜々子、どーなっても知らないよ?」 三人は瓶を受け取ると、ごくごくと飲み干した。 そうこうしているうちに、菜々子はみじん切りにしたキャベツと、輪切りにしたイカ飯を持って、戻ってきた。 「はーい。お待たせー」 「サンキュー」 「ちょっと!たこ焼き焦げてる!」 「うわっ、ホントだ」 一部のたこ焼きが黒くなっていた。 涼真は慌てて、ひっくり返す。 「もー、ちゃんと見ててよー」 「菜々子はこっちのおいしそうなの食べなよ」 颯が、先にお皿に盛っていたたこ焼きを勧める。 「マヨネーズもかけるよね?はい」 「ありがと。んー!おいしー!!」 颯がトッピングをかけたたこ焼きを菜々子はおいしそうに頬張った。 そして、何の疑いもせず、ピーチソーダを飲んだ。 「…………」「…………」「…………」 「何?」 「いや?」 不自然に見つめてくる男の子たちに、不審に思う菜々子。 「じゃ、菜々子のキャベツ増し増しで作ろっか」 「うん!」 たこ焼きを食べ終わると、テレビゲームを始めた。 もともと弱い菜々子だったが、今日は一段とやられっぱなしだった。 「菜々子、今日弱っ!」 「んー、なんか、うまくいかないー……」 菜々子の顔は赤くなり、目がとろんとしている。 「大丈夫?眠い?」 「ううん」 そう言いつつも、菜々子は隣の颯にもたれかかる。 「なんか……あつい……」 どこか落ち着かないように男の子をチラチラ見た。 キスできる距離で颯が覗き込む。 「ん?」 「え?」 菜々子はさらに、顔を赤くさせる。 「んー」 もじもじと腰を動かすような動きをする菜々子。 颯の二の腕にしがみつき、おっぱいを押し付ける。 頭を斜めにして、上目遣いで颯を見た。 「どしたの?」 「ん、ちょっと」 「え?」 「んー」 煮え切らない感じで、菜々子が腕にしがみつき、もじもじする。 「どうしたの?」 「あっ、ん……」 颯に耳元で囁かれ、肩を抱かれる。 それだけで、精神的にじわりと感じてしまう。 「ムラムラしてきちゃった?」 「んー」 歯切れの悪い返事をしながら、もじもじ体を当ててくる菜々子。 「まさか、お前、濡れてんじゃねーだろな?」 颯とは反対側に座る涼真が、スカートをまくり、股の隙間に手を伸ばす。 「やぁっ……」 「うわっ、濡れてんじゃん!」 ショーツのクロッチはすでにビショビショだった。 「見せてみろよ」 「あっ!」 後ろから、太一が脚を開く。 太一にもたれかかるように体を預けると、目の前の涼真と颯に、ショーツが丸見えになった。 「うーわ、ショーツびしょびしょー」 「菜々子どーした?(笑)」 「何エッチなこと考えてたんだよ」 男の子たちに口々にいじられる。 「エッチしたい?」 「……うん」 菜々子は恥ずかしそうに顔を赤らめた。 自らショーツに手をかける。 「誰でもいいから……」 体操座りの状態で、遠慮気味に脚を開き、恥ずかしそうな顔でねだる。 「いれて……」 ごくりと男の子たちの生唾を飲み込む音と同時に、涼真の手が菜々子に伸びる。 それを太一が菜々子をお姫様だっこいし、拒んだ。 「よし!今日は俺らが日頃の感謝をこめ、マッサージしてやるよ」 「え?マッサージ?」 「はぁ!?」 涼真は今にもぶちこみたいのか不満げな顔だ。 菜々子もきょとんとした表情で見ていた。 「おいっ」 「いーじゃん。せっかく用意したんだしよー」 「我慢できねーよ」 「お前は一人、そのへんで抜いとけ」 太一はベッドに菜々子を下ろす。 颯はやさしく菜々子の服を脱がせてくれた。 菜々子の下に何重にもバスタオルを敷き、マッサージに使うオイルを取り出した。 「なに?なにするの?」 「マッサージ」 「マッサージ??」 「胸でかくて肩凝るって言ってたじゃん」 「確かに凝るけど、なんで今?」 「まぁまぁ」 仰向けに寝かせると、脚を開く。 ねちゃと音がしそうなほど、菜々子のアソコは濡れていた。 空気が当たり、スーっと冷たく感じた。 「うわ、テロテロ」 「クリもひくひくいってるぜ」 「エロい女」 太一は菜々子の体にオイルを垂らした。 「あっ、んん、くすぐったい。あ……いい香り……ん……」 菜々子は、どういうマッサージをされるのかわかってないのか、少しリラックスした顔つきになった。 颯もベッドに乗り、壁と菜々子の間に座る。 物陰でごそごそしていた涼真もベッドサイドくると、手を伸ばした。 オイルを肌に馴染ませるように、ゆっくり、ねっとり、菜々子の胸を揉んだ。 「あ……ん……はぁ……気持ちいい……」 菜々子は身を捩らせ感じた。 「ぁあああああ!!!!」 胸を揉む手が乳首をかすった。 それだけで、菜々子は胸を反らせ、大声をあげた。 大袈裟なほどの反応に、男の子たちも目を丸くさせる。 「どうした、菜々子」 「そんな、気持ちいいのか?」 「はぁ……ん……なんか……きょう……びんかん、みたい……」 太一はニヤニヤとしながら、また胸を揉む。 なんの前触れもなく、颯は乳首をつまんだ。 「ぁあああああ!!!!」 菜々子はまた、大声をあげる。 「だ、だめぇ、なんか、気持ちよすぎる!」 菜々子が上半身をお越し、やめてもらうように手を出した。 しかし、太一はその手を掴み、もう一度ベッドに寝かせた。 「ほらほら、つづき」 「もう、いいよぉ……それより……あぅ!」 乳首をまた颯の薬指がかすった。 たったそれだけで、菜々子の体がはねた。 「これ、乳首だけでイけんじゃね?」 「へへへっ」 菜々子が潤んだ瞳で見上げる男の子たちはニヤニヤと嬉しそうに笑いながら、菜々子の乳首に手を伸ばす。 「ああぁつ!だめぇ」 左右違う刺激に菜々子は身をよじらせるが、涼真がしっかりと腕を押さえているため、逃げられない。 「はぁっ、だめぇ、ちくび……ばっかり……あああっ、ぁぁあああああああああああああっ!!」 菜々子は目を見開き、腰を浮かせるとびくびくと痙攣した。 「すげぇ、マジで乳首だけでイったぞ」 「イけるんだなー」 「そんな気持ちいのか」 「菜々子、変態だな」 「かわいいー」 「はぁ……はぁ……」 息を弾ませ、ぐったりしている菜々子にさらに手が伸びる。 「今度は下半身な」 「あぁ……ああぁぁー……」 太ももにオイルを垂らし、撫でる。 颯は相変わらず、胸を揉んでいた。 三人がかりで、オイルを全身に伸ばし、優しく撫でる。 「菜々子の体テカテカでえろ」 「うぅー……」 「どうしたの?」 「……さわって」 「ん?」 菜々子が太一の手をとると、自らアソコに持っていった。 小さな声でおねだりする。 「いれて……」 「何?聞こえねー」 「なか……いれて……」 「変態」 嬉しそうに太一はニヤつくと、オイルを指につけ、アソコをなぞった。 「あぁっ!!」 「菜々子、腰浮いてるー」 クリト◯スを優しくこする。 「あ、あぁ……気持ちいい……はぁ……」 菜々子は自分の人差し指をくわえ、体をクネクネさせる。 太一は菜々子のクリトリ〇を小刻みにこする。 「あぁっ!きもちぃぃっ!!ああー!だめぇ!だめだめだめ……!……………ぁ、ぁぁぁぁああああ!」 ビクビクと腰を浮かせ、体を大きく痙攣させる。 男の子たちは手を離し、驚きと喜びを含んだ顔を菜々子を見ていた。 「やべ、めっちゃ感じてんじゃん」 「えろすぎ」 「菜々子、かわいいっ!」 「はぁ……はぁ……なん……で……きょう……こんな感じちゃうんだろぅ……」 「なんでだろうなぁ(笑)」 「あたま……おかしくなっちゃう……」 颯が太ももを人差し指で撫でると、また大きくのけ反り、声をあげた。 性感体でなくとも、体を触れるだけでビクビクと感じるほどになっていた。 「だいぶ出来上がってきたな」 「そろそろ、こっちも我慢できないわ」 颯は残っていた飲ませるタイプの媚薬を口に含み、菜々子にキスをした。 液体を菜々子の口の中にうつす。 菜々子は何か入ってきたのがわかりつつ、ごくんと飲み込んでしまった。 「あー」 とろんとした目で、自分のおっぱいを揉みはじめた。 「もっとぉ……」 「もっと、何?」 「もっとぉ、欲しい……」 「何が欲しいの?」 「お◯ん……」 「何?聞こえなかった」 「おち〇んち〇……」 「が、何?」 「いれてぇ……」 「え?」 「お◯ん〇ん、早く入れてぇ!!」 「淫乱女」 太一は菜々子の脚をひっぱり、引き付けると、太ももを胸につくほどまげ、ぶちこんだ。 「ぁあああああ!!!!」 入れただけにも関わらず、菜々子は大きくのけ反り、その後もびくびくと痙攣が続いた。 「あ……あ……」 「いれただけでイったじゃん」 「痙攣してえろ……」 「お、おちんぽぉ、じゅぼじゅぼしてぇ……」 「菜々子、エロすぎ」 太一は菜々子の腰をがっちり掴むと、激しく突きだした。 「あぁっ!!あぅ、あっ!!いいのぉ!きもちぃぃ!!」 菜々子は大きな声をあげながら、シーツを鷲掴み、体をくねらせる。 「マジ?そんな違う?」 「アソコびしょびしょ(笑)」 「あぅっー、おち〇んちん、もっと、じゅぼじゅぼしてー!!」 菜々子の乱れように、嬉しそうに興奮した顔を見せる男の子たち。 颯は太一に頼まれて、菜々子の動画を撮っていた。 「たいちぃ!きもちいぃぃ。だいしゅきぃっ!」 菜々子は太一の首に腕を回し、脚は太一腰を挟むように力を入れた。 全身を使い、太一にしがみつく。 「中にだちてー!!」 「上等」 太一は一段と激しく、菜々子に腰をぶつけるように打ち付ける。 「おくにぃ、せーち、いっぱいちょうだい!」 「はぁ……くっ………」 「イくぅぅぅぅぅぅぅぅううううああああああああ!!!!」 菜々子は絶叫する。 その数秒後、太一も腰を止めた。 びくびくと痙攣する菜々子を抱きしめ続ける。 「ったく、先にイきやがって」 「はぁ……はぁ……はぁ……」 太一は満足そうに菜々子の乱れた髪を整えてあげた。 首筋は汗で髪が濡れ、張り付いている。 菜々子のアソコからたらーと白い液体が垂れた。 「いっぱいでたー」 菜々子はそれを人差し指と中指をそろえてまとわりつかせると口にいれた。 とろんとした瞳でつぶやく。 「せーち、おいちぃ……」 「うわ、クソビッチだな」 「んじゃ、つぎ、俺」 颯は太一に撮影してるスマホを渡すと、菜々子を抱き上げた。 そして、あぐらをかいている自分の上に乗せる。 ずぼっと菜々子の中に颯のモノがぶちこまれた。 「ぁあああああ!!!!」 「おっと」 のけ反る菜々子がそのまま後ろに倒れていきそうで、慌てて腕をつかんだ。 それでも菜々子は頭をガクっと後ろに、力なく倒し、ビクビクと奮えていた。 颯のほうに、舐めてと言わんばかりに突きだされた乳首をぱくんとくわえる。 「やぁぁああ!」 大きく跳び跳ねたかと思うと、がばっと颯にしがみついた。 自ら、腰を前後に動かしだす。 「あぅー、きもちぃぃ……はやてのおちんぽきもちいぃ……」 「菜々子、自分で動くなんてえっち」 「だってぇ、気持ちいいんだもん」 「もっと、気持ちよくさせてあげる」 颯は菜々子の腰を掴むと、激しく動かした。 「やぁ、あぁっ、あっん!きもちぃぃっ!!」 菜々子は口の中に指入れて、甘い声をあげた。 「イっちゃうぅぅ………!!」 菜々子はびくびくと体を痙攣させると、目を閉じぐったりした。 「ぇえ?菜々子、イっちゃったの?」 拍子抜けしたように颯が聞いた。 「……」 「大丈夫?」 「気絶してるぜ」 目を閉じ、ぐったり颯に体を預けていた菜々子が突然目を開けた。 「んぁ……おち◯ぽきもちぃぃ。もっと、おち◯ぽちょーだい!お口にちょーだい!」 「ほら」 横に立った涼真が勃起した大きなものを口元にもっていった。 ち◯こを手で握ると、そのままぱくんとくわえた。 「んー、おいちぃ」 「へへ、きもちー」 涼真は快感にたえながら、菜々子の胸を揉んだ。 「んふっ、んあぁあああ、だめぇ、イっちゃうぅ!!」 「俺も」 颯の腰の動きが早くなり、ち◯こをくわえられなくなった菜々子は大声をあげ、イった。 「ぁぁあああああああああああああ!!!」 「あぅぅー……」 脱力したように菜々子は、颯の上半身に倒れこむ。 頬を胸筋にこすりつけ、堪能した。 「菜々子、かわいすぎ」 颯は頭を撫でた。 「んぁ!?そっちは……」 未だに颯のモノがぶっささった穴ではない穴に、何か当たった。 後ろから涼真が笑っている。 「こっちの穴も、もの足りなさそうにヒクヒクしてるぜ」 涼真はローションをア◯ルに塗り、人差し指を入れた。 「あぁっん、きもちぃ……のぉ……。菜々子の穴、ぜんぶおち◯ぽでふさいでー!」 「言われなくとも」 涼真は菜々子のア◯ルにゆっくりいれた。 「あぁぁ……菜々子の穴、みんなふさがってりゅ……」 「幸せ?菜々子」 「幸せ。おち〇ぽいっぱい幸せ」 「おいおい、こっちが、まだだぞ」 太一は菜々子の上半身を起こすと、口にち◯こを近づけた。 「んふぅ……ん……んぁ……」 とろんとした顔で菜々子はち◯こを全身で味わう。 「あぁぁ!きもちぃぃのぉ!」 「おら!もっと感じろ!狂え!壊れろ!」 涼真が容赦なく、腰を打ち付ける。 「あぁっ、めちゃくちゃにしてぇ!!あぅぅぅぅ…………!!」 「あーぁ。また気絶しちゃったよ」 「イく瞬間、めちゃくちゃ締めるから、俺もイっちまったわ」 「俺も」 涼真がア〇ルとま〇こからち〇こを抜くようにと、菜々子の体を持ち上げる。白い液体がだらんと垂れた。 「こいつ、ほんと精液便所だな」 「んぁ……」 菜々子が目を覚ます。 自分の穴が何も入っていない物足りなさを感じると、目の前の颯に飛びついた。 「はやてぇ」 「な、菜々子……」 ピンと上に伸びた颯のそれの根本を掴むと、自分のアソコにあてがい、ずぼっと一気に腰を下ろした。 「あぁっ!」 「ん……!」 「あー、颯のおち◯んちん、きもちぃぃ……」 「菜々子、まだイけるの?」 颯の割れた腹筋に手をつくと、菜々子は腰を上下に動かす。 「あぅ、あぁっ!あー、あぁっ!」 「うわっ……菜々子、気持ち」 颯は堪えるような顔しながらも、上下にぶんぶん震えるおっぱいを眺めた。 「あたしのおま◯こで気持ちよくなってぇ」 「あぁ、菜々子、イきそう……」 「イってぇ。私でイってぇ。いっぱいだちてぇ……」 「あー……!!」 菜々子の中に出すと、力を失った颯のものがだらりと出た。 菜々子はモノ足らなさそうに、颯のもの握ると、上下に動かす。 「もっとぉ。もっとじゅぼじゅぼしてー」 「えぇ……もう、3回ヤったから、さすがにちょっと休憩しないとできそうにな……」 「颯!!じゅぼじゅぼしてよぉー!!」 「俺がヤってやる」 太一が菜々子に近づいた。 「ここぉ、ここにいれてぇ」 菜々子は机に手をつき、後ろにいる太一にお尻をつきだし、振り返る。 散々使われたはずなのに、そこはまただらしなく愛液と精液を垂らしていた。 「たいちぃ、いれてぇ」 「わかってるって」 「あぅぅ……!」 「すっげぇ、とろとろ……」 太一が動かさず中の具合を堪能していると、じれったくなった菜々子が腰を振るりだした。 「あっ、あっ、あっ」 「ちょっと待て。菜々子、イっちまうだろ。もー……」 太一が腰を押さえた。 「じゅぼじゅぼしてよぉ」 「待てよ。お前が動くとあっという間にイく」 太一は菜々子の手をはずさせ、上半身を机に押さえつける。 こうすると、菜々子が動きづらくなった。 「あー、んー……」 「そんなイき急ぐなよ」 「もっとぉ、やってぇ。きもちぃのやってぇ」 「ヤベ。イきそう」 「だめぇ。まだイっちゃだめぇ!もっとぉ!!」 太一がイってしまった。 「うー、たりない……もっとぉ……」 「しょうがねぇな」 太一がまた鞄から瓶を取り出す。 颯と涼真にもそれを渡すと全員でごくごくと飲んだ。 「菜々子、ぶっ壊れても知らねーぞ」 「こわしてぇ」 菜々子のま〇こに涼真、ア〇ルに太一、手で颯のモノを握りながら、ときおり、口に入れ、狂ったように叫び続けた。 「壊れちゃう!!やぁあああ!!」 「あん!あん!きもちいいのぉ!!」 「もっとぉ、じゅぼじゅぼしてぇ!」 「おち◯ぽだいしゅきぃ!」 「イく!イくイくイく!ぁああああ…………!!!」 叫んでいたかと思うと、突然声が聞こえなくなり、ガクっと脱力したように、動かなくなった。 「菜々子!?」 「あー、また気絶してるわ」 「白目剥いてるよ。ほら」 「マジか(笑)」 翌朝、菜々子は涼真の部屋のベッドで目を覚ました。 「ん……」 「あ、起きたか」 ランニングしてきた帰りなのか、涼真はTシャツ、ハーフパンツ姿で、汗を拭いていた。 ぼーっとした頭が、だんだん冴えてくると、自分が涼真のブカブカのTシャツ一枚着ていることに気づいた。 散々汗をかき、精液まみれになっていたはずなので、シャワーを浴びせてくれたようだ。 「体調、大丈夫か?」 「た……」 声を出して気づいたが、ものすごく枯れている。喉が痛い。 「のど飴いるか?めっちゃ絶叫してたもんな。颯たちにも、目、覚めたって連絡しとくな」 「うん……。……体ものすごく重い……。アソコもアナルもヒリヒリ痛いし……全身もなんか痛い……」 「ヤりすぎちゃったか」 「うん」 「だってよ、菜々子が、めっちゃエロい感じで求めてくるんだから。俺、5回出しちまったぜ」 「え……。てゆーか、今、朝?」 「んー、11時?」 「ずっと寝てたの!?」 「まぁな。あ、颯見に来るって。きっと、なんか食いもん用意してくれるぜ」 男の子たちがAVを見ていた。 「この女優、めっちゃイキ狂ってるね……って、私じゃん!」 「そだよ」 「菜々子、感じて可愛かったよ」 「うわ……すごい変態なこと言ってるよ……引くわー……」 「覚えてねーの?」 「うん。ものすごく気持ちよかったのは覚えてるんだけど、具体的なことはあんま覚えてない……私、キモ……」 「なんで?めっちゃエロくて、可愛かったよ」 「白目剥いてんじゃん!ブスすぎる!消して!」 「だーめ」 「もぉ、なんでこんなにイキ狂ってんの、私」 「こっそり媚薬飲ませたんだよ」 ニヤっと太一が笑う。 涼真も颯も驚いてなかったので、共犯だとわかった。 「びやく……?な、なにそれ……?」 「また、ヤろうね。菜々子」 「しばらくは無理……」
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