第2話「きっかけ」

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第2話「きっかけ」

菜々子と涼真、太一、颯は小学校から同じ学校で、いわゆる幼なじみというものだった。 家も近く、4人とも徒歩1分以内の好立地だった。 どこに行くのも車がないと不便な田舎。遊ぶところも、遊び相手も少なかったため、菜々子は男の子でも気にせず、3人と遊んでいた。 小学5生くらいになれば、早い女の子は生理が来たり、胸が膨らんでくる。 菜々子は早い方だった。 毎月来る生理でプールを休む日があったり、お手洗いに行くのに、ポーチを持っていっていた。 夏になると、遊び場は颯や涼真の家だった。 お金持ちでゲーム機などおもちゃが豊富。クーラーが常に効いていて、おまけに両親は働きに出て家にいないので、やりたい放題だった。 夏休みになり、いつものように颯の家に入り浸った。 散々、ゲームをして少し疲れ、グダグダとジュースを飲みながら、リビングのローテーブルの周りやソファーで寛ぐ。 漫画を読んでいたはずの涼真が、じーっと菜々子を見ていた。 「なに?」 「いや……」 夏になり、Tシャツ1枚で過ごすことが増え、胸の大きさがわかりやすかった。 菜々子の胸は少し、布を押し上げ、まっ平らな男の胸とは明らかに違った。 おまけに、白いTシャツだと、ブラが透けているときがあった。 涼真がじーっと菜々子の胸を見つづけた。 「女の胸って、柔らかいんだよな?」 ぶふっと誰か吹き出した。 颯が笑ってる。 「涼真、変態じゃん」 「は?変態じゃねぇし……!」 「お前、常に、エッチなこと考えてるだろ?」 「お前らは考えてないのかよ!」 「…………」 颯と太一が顔を見合わせる。 颯がふふっと笑いながら下を見た。 「んー……まぁ、全く考えてないわけではないけど……」 「まぁな」 「颯もエッチなこと考えるんだね!」 意外だった。 颯は小学生にしては爽やかで気が利いて、頭もよく、他のバカっぽい男子とはちょっと違っていたからだ。 「まぁね。俺も男だから……」 颯はチラリと菜々子を見た。 「隣に可愛い子いるし」 「え?私!?」 「うん。最近はそれに綺麗っていうか、大人っぽくなった感じ」 「え?ホント?」 菜々子は素直に頬染め、喜んだ。 「確かに。腰がくびれてきた感じ」 「胸も揺れてるときあるし」 太一と涼真もめずらしく褒めてくれた。 「そーなの?」 「うん」 菜々子はふふふと喜ぶ。母親の仕事の関係で、綺麗に着飾っている女の人をたくさん見てきて、自分も大人になったら、そうなりたいと思っていた。 唐突に涼真が言った。 「菜々子、ブラジャーしてんだろ?」 「うん。なんで知ってるの?」 「透けてる」 「え!?嘘!?」 「前はわかりにくいかもだけど、後ろだとよく見えるよ」 「えぇー」 菜々子は自分の背中を見ようとするが当然、よく見えない。 その間も男の子たちの視線はブラジャー、菜々子の胸だった。 「ブラジャーしてるってことは、おっぱい大きくなってきたんだよな」 「うん。なってきたよ」 「どんな感じ!?」 「柔らかい!?」 「え?んー。柔らかい、よ」 こういう話、いけないことだとなんとなくわかっているけど、涼真たち相手だと、なぜだか続けてしまっていた。 「どんくらい柔らかい?」 「もち?」 「にくまん?」 「ましゅまろ?」 「例え(笑)んー、何が近いんだろう……うまく言えないなぁ」 太一が空を手でもみもみしてるのが見えた。 菜々子はくすっと笑ってしまう。 「揉んでみる?」 「いいのか!?」 男の子たちの顔色が急にかわった。 あまりの食い付きにびっくりする。 「うん」 菜々子は揉みやすいように、背筋を伸ばし、胸を反らした。 白いTシャツの下の胸がより大きく見える。 「……」 誰が先陣を切るか。男の子たちが気配を伺った。 そんな中、涼真がその胸に恐る恐る手を伸ばした。 自分にはないもの。 右手で菜々子の左胸、左手で菜々子の右胸に手をのせると、むにゅと指を曲げてみた。 手に収まるくらいの大きさでも、体のどの部位よりも柔らかく感じた。 「ぅおぉー、すっげー、やわらけー」 涼真は目を輝かせながら、揉み続ける。 それを菜々子は笑っていた。 「そんな、おもしろい?」 「うん」 「変なの」 「次、俺揉ましてよ」 颯は我慢できなくなったのか、そわそわしだした。 名残惜しそうに、涼真が手を離すと、優しく揉み始めた。 「颯の揉み方、気持ちいい」 「ホント?」 「俺と何が違うんだよ」 涼真は少し、口を尖らせる。 「もっと揉んで」 「いいよ」 「俺もっ!」 順番待ちしていた太一がもう一方の胸に手を伸ばした。 菜々子は右を颯に、左を太一に揉まれた。 「ん……んふふ」 ただの胸を一生懸命揉む男の子に菜々子は笑う。 「今、ブラしてんだよな?」 「うん」 「どんなの?」 「オレンジ」 「見せてよ」 「え!?それは……恥ずかしい……」 菜々子は少し渋るような声を出した。 しかし、そこまで嫌悪感を感じているようには見えない。 颯も頼み込む。 「菜々子のブラジャー姿見たいなぁ」 「んー」 「なんだよ。見たって減るもんじゃねーだろ」 「お願いします!」 「見せてくれ!」 太一があと一押しと頼み込む。 「もぉ」 菜々子は恥ずかしそうに、そろりそろりTシャツをまくった。 スポブラのようなものではなく、大人の女性がつけるような刺繍の入ったオレンジのブラジャーが露わになる。 「「「「おぉー!!」」」 「可愛いね」 「そ、そんなじろじろ見ないで」 菜々子はすぐに、シャツをもとに戻してしまった。 「ストップ!」 「Tシャツ、脱いで」 「えー……」 「ちゃんと脱いだほうが綺麗だよ」 「お前の宿題やってやるから」 「俺のおやつのどんどん焼きやるから」 「お願いします!」 「じゃあ……ちょっと、だけだよ」 颯に手伝われ、Tシャツを完全に脱いだ。 「おぉー!!」 「もー!おしまい!」 「揉ませて!!」 今度は二人にブラの上から揉まれる。 ブラジャーの下で胸の形がぐにゅっと変わった。 「ん……ぁ……もっと……やさしく……」 颯が急に、家の外を振り返った。 「母さん帰ってきた!」 窓の外から車のエンジン音が聞こえる。 菜々子は慌てて、涼真が渡してくれたTシャツを着た。 「ただいまー」 その数秒後、颯の母親がリビングに入ってきた。 「おかえり」 「菜々子ちゃんたち、いらっしゃい」 「おばさん。こんにちは」 幼稚園の頃からよく遊んでいたため、菜々子も涼真も太一も、すっかり顔馴染みだった。 「ジュース飲む?」 颯のお母さんがキッチンに入りながら声をかける。 菜々子たちはそのへんに放ってあった鞄を手に取った。 「今帰るところだったんで大丈夫です!」 「お邪魔しました!」 「ゆっくりしてけばいいのに」 「また来ますー!」 颯は三人を玄関まで見送りにいった。 靴を履く菜々子の耳元で囁く。 「またおっぱい揉ませてね」 「……うん。いいよ」 「じゃあ、またねー!」 「お邪魔しましたー!」 最後に元気よく挨拶すると、菜々子たちは颯の家を後にした。 あれ以来、菜々子か涼真か颯か太一か、誰かの家に遊びに行ったとき、親がいない隙に決まって言う言葉ができた。 「おっぱい揉ませてよ」 「ちょっとだけだよ」 菜々子は自分の胸をさわって喜ぶ、男の子の顔が嬉かった。 慣れると、学校の帰り、人気のない道で。学校の倉庫や空き教室で。寂れたショッピングモールの死角で。涼真たちは菜々子の胸を揉むようになっていた。 今日も、帰り道、太一が菜々子の胸をまじまじと見ながらつぶやいた。 「菜々子、また胸大きくなってきてね?」 「言われてみれば……」 最近、ブラジャーがキツイかもしれない。 「うん。大きくなってるよ」 「俺らが揉んできた成果かな」 颯と涼真もニヤニヤする。 「目視で確かめさせてよ」 「え?」 そういうと、太一は自分の家のほうに菜々子を引っ張っていった。 家の中は誰もいなかった。 菜々子は、Tシャツを脱ぐ。 「大きくなってる気する」 「ブラジャーキツいんじゃね?」 「うん。小さすぎて、合ってない気がする……」 「取ったら?」 「なんで(笑)」 「乳首見たいから」 ブラジャーを外す流れになり、菜々子は笑った。 「恥ずかしいしー。それは無理」 太一が急に立ち上がった。 「わかった!じゃあ、俺も見せる!」 「見せるって、プールのとき見たよ」 「そっちじゃなくて、こっち!」 太一がちんこを指差す。 「え?」 「菜々子見たことある?ち◯こ」 「ない」 男兄弟も、父親もいない菜々子は見たことがなかった。 本物がどういうのか気になってたいた。 「見たい」 「おっけー!じゃあ、ブラとろ」 涼真が菜々子の背中に手を回した。 ブラジャーのホックを外そうと試みるがなかなか外れない。 「あ、あれ?」 「何やってんだよ(笑)」 太一が後ろ側に周り、両手で外そうとするができない。 「できねー」 「もう、くすぐったいよぉ」 「あ、いけた」 やっとのことでホックが外れる。 菜々子は恥ずかしそうに肩紐を外し、ブラジャーを取った。 恥ずかしいため、両腕をクロスさせ、隠した。 「手、とって」 「うん……」 「「「おぉー!!」」」 菜々子の胸は形よくふくらみ、小さなピンク色の乳首があった。 「乳首、ピンクでかわいいね」 「やだ、恥ずかしい」 菜々子は胸を両手で隠す。 すかさず、右手首を涼真が、左手首を太一が掴んだ。 「見せろよ」 「もぉー!そんな見ないでー!」 「揉んでいい?」 菜々子の了承を得る前に、涼真は胸を掴んだ。 今まで衣類の上から揉んでいたのとは違い、今度は素肌。 すべすべで吸い付くような肌触りに、より一層柔らかく感じるおっぱい。 「おー、すげー、生乳」 「「俺もっ」」 颯が、太一が誰かの手を押しのけ、触れた。 つんと立った乳首が、太一の指に当たる。 「あんっ!」 「うひひ」 太一が人差し指と親指で乳首をつまんだ。 「ああぁぁ!」 「やっぱ乳首感じる?」 「だめぇ、はなしてぇ、やさしく。ひゃぁっ!」 今度は颯が反対の乳首を舐めた。 「ぁあああ!」 気持ちよさに反射的に、体をよじらせる菜々子。 構わず、男子たちは菜々子の体に手を伸ばす。 「気持ちいい?」 「気持ちいいよぉ」 むずむずした不思議な感覚に、菜々子は逃げた。 「もう、おしまい!そっちも見せてよ!」 「そうだったな」 太一が勢いよく、ズボンとトランクスを脱ぎはじめる。 颯も涼真も、んじゃー俺もと下半身を裸にした。 「じゃーん!」 膝立ちした菜々子の前に3人は仁王立ちになる。 当然のごとく、勃起したちんちんは元気に上を向いていた。 「これが、おちんちん……」 菜々子は無言でマジマジと見続ける。 「どうだ?」 「なんか、イメージと違った。金たまっていうから、スーパーボールみたいなのが2つついてるんだと思ったけど、……一つ?」 「袋ん中に二つ入ってんだよ」 「入ってるの!?」 「あぁ、触りゃわかる」 菜々子は恐る恐る太一の袋に手を伸ばした。 想像よりも、冷たくて、ぶよぶよしていた。 優しく揉むと、袋の中に塊が二つある感触があった。 「あ!二つある!おもしろーい牡蠣蠣みたい!」 「牡蠣?」 「調理する前のね(笑)」 「くすぐったいわ!」 涼真が笑うとおちん◯んが上下にびよんと揺れる。 それが、菜々子の顔に当たった。 「あたっ。こっちはちょっと赤いんだね」 「赤いか。言われてみれば」 「つるつる」 菜々子が撫でた。 先から、透明な液体が出て、光る。 「おしっこじゃねーぞ」 「なに?」 「先走り汁」 「なにそれ(笑)」 「なんだろなこれ(笑)」 「なぁ、舐めてくれよ菜々子」 「舐めるって、おちんちんを!?だ、だって、ここからおしっこしてるんでしょ?汚いじゃん!」 「じゃー、洗ってくるよ」 「え……洗ってきたとしても、なんかいや……」 「女の人は、みんなこれ舐めてるんだぜ」 「ほんとに?」 「あぁ、AV見ると必ず舐めてる」 「えー、うそぉ」 「菜々子、舐めてくれよぉ」 太一がさらにち◯こを菜々子の口元に持っていく。 菜々子は露骨に嫌そうな顔をし、体を引いた。 「なぁ、菜々子」 涼真も詰め寄り、泣きそうな顔になる。 颯が間に入ってくれた。 「嫌がってんだから、やめよう」 「いーじゃん」 「あんましつこいと嫌われるよ」 「これが、女の人の中に入るんだよね?」 「あぁ」 「てゆーか、女の人のどこに入るんだろう」 「ま◯こだよ」 「あたし、そんなのないよ」 「あるよ」 太一が鏡を持ってくる。 「ほら、お前も脱げよ」 「えー」 菜々子は渋るも、そろりそろりとブラジャーとお揃いのオレンジのショーツを脱いだ。 「ここ、座って。脚開く」 涼真に促され、ソファーに座り、脚をM字にした。 いつもおしっこをしているところの下に細い筋があった。 「ぉぉ!」 「ま◯こ!」 興奮する男子を他所に、菜々子はきょとんとした顔だった。 「これ?これ、穴なの?」 「うん。ほら」 涼真が後ろからくぱぁと広げる。 「暗くてわかんない」 「しっかり閉じてるしね」 「菜々子のおま◯こ綺麗だよ」 「やだ、恥ずかしいよぉ……」 白い液体が中からとろんと出てきた。 「なんか、出てきた」 「愛液。みんなに見られて、興奮したな。エッチな気分になると、出てくるんだよ」 「あ!」 菜々子が目を丸くした先には、さっきとは大きさの違うちんこのがあった。 「やっべー、勃起しちまった」 「え!?何!?何!?なんで!?」 「男のは興奮すると大きくなんの」 「どうやって!?すごい!おち◯んちんっておもしろいね!」 菜々子は思わず、太一のち◯こに手を伸ばした。 ぼよよ~んと跳ねる。 「か、かたい!」 菜々子はそのまま、ドリブルをふるように、ち◯こを手のひらでいじった。 ぼよ~ん、ぼよ~んと太一のち◯こが上下に揺れる。 「やめろよぉ、いじめんな(笑)」 「あははっ、おもしろーい!」 「握ってよ、菜々子」 颯が腰を突きだす。 「握る?」 イメージが湧かなかったが、颯に促され、握る。 「もっと、強く握っても大丈夫だよ」 「え、ホントに?」 菜々子は恐る恐る、握る強さを強くする。 自分じゃ強いんじゃないかと思うくらい握ると、颯から、息が漏れる。 「っあぁ、気持ちいい」 菜々子は嬉しそうに微笑む。 「俺も、俺も」 涼真がち◯こを差し出すと、菜々子は左手でそれを握った。 「おぉ、いいわ」 「上下に動かして。こんな感じ」 菜々子の上から颯は手を添え、上下に動かす。 「ぉぉぉぉ、気持ちいい」 「おい、左手も!」 涼真に催促され、菜々子は上下に動かす。 涼真は口を薄く開け、快感を味わった。 「くっそぉ、俺もヤって欲しい……」 仕方なく、太一は自分でち◯こを触る。 「あ、イくっ……」 「俺も」 ドピッと颯のち◯こから精子が飛びで、菜々子の頬についた。 遅れて、涼真も同じように果てた。 「きゃっ!なんか出たっ!」 「精液」 「これが、せーえき……。白い!透明だと思ってた」 「なんで?」 「んー、なんでかわかんないけど」 「あっ……」 ドピュッと今度は太一のものが、菜々子のおでこにつく。 菜々子の顔をたらりと白い液体が垂れていく。 「あ、わりぃ」 「えっろ……」 「ごめんねぇ、菜々子」 颯は机の上に乗っていたウェットティッシュを取り出すと、菜々子の顔についた精液を拭いた。 「ありがとう」
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