第9話「生理のとき」

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第9話「生理のとき」

「あー、やべー、ムラムラしてきた」 涼真の家で勉強中、涼真が突然わざとらしく、大きな声で言い出した。 「あー、そう言われると俺もムラムラしてきたぁあー」 太一も同調する。 「残念、私、今日生理なんだよね」 「知っとるわ」 菜々子の生理周期は全員把握している。 中学のころから、生理痛が重かった菜々子はピルを飲んでいるため、ズレることはほとんどなかった。 それでも、軽くなるだけで生理であることには変わらないなめ、その期間だけは何もしないのが、菜々子たちのルールだった。 「生理とは関係なしに、男は発情するもんなんだよ」 「めんどくさいなぁ」 「男だって、そう思ってる」 「体調は?」 「悪くないけど……」 「…………」「…………」「…………」 男の子たちが無言で視線を向けてくる。 ざっと、三人一斉に立ち上がると、菜々子は驚いた。 そして、無言でチャックを下ろし、大きくなったブツを出した。 菜々子めがけて、三本のち◯こが向けられる。 「口でしてよ」 「ん、ふぅ……ぁ……ん……」 「相変わらず、フェラうまいな」 菜々子は正面の涼真のち◯こを口にくわえ、右の太一のものを右手で、左の颯のものを左手でしごいていた。 「菜々子、こっちもー」 颯がち◯こで菜々子の頬つつく。 菜々子は涼真のち◯こをはなすと、今度は颯のをくわえた。 「おい、おい、俺も奉仕してくれよ」 今度は太一がち◯こでつんつんする。 菜々子は今度は太一のをくわえた。 「どのち◯こがおいしい?」 「三本も贅沢だね」 「変態だな」 「んふぅ……うぅん……」 菜々子の口には常にち◯こが入っているので、まともな返事はできなかった。 「菜々子ー、こっち向いて、口開けろ」 涼真が、自分の手でしごいていたち◯こを向けた。 菜々子があーんと口を開けると、そこめがけて、白い液体が飛んでいった。 ピンク色の口の中に白い液体が溜まる。 数滴、外れたのが、口の周りについた。 「閉じずに、そのままにしてろ。飲むなよ」 「あー」 菜々子はえっ!?という顔をするが、素直に従った。 すると、後ろに回った涼真は菜々子の手首を、制服のネクタイで縛ってしまった。 「あー!」 あーっとしか、声をあげられない菜々子を男の子たちはニヤニヤ笑った。 口の中に、精子の苦味のようなギシギシする感触のような、なんとも言えない感覚が広がる。 呼吸がしづらいため、飲んでしまいたいが、そのままと言われているので、口を開けたまま、鼻で必死に呼吸する。 「はい、次、俺の」 太一が自分のものをしごき、菜々子の口の中に射精した。 「あー!」 「どんどん、口ん中、精液たまってくなぁ」 「うわ、エロ……」 「写真、写真」 口を開けた菜々子の写真を撮られる。 「ん……!」 後ろの涼真に胸を揉まれる。 ただでさえ、呼吸がままならないので、胸への刺激が苦しい。 眉間に皺がよる。 そして、目の前では颯がシゴいていた。 「あー!」 「菜々子、がんばって」 どぴゅっと菜々子の口に三人目の精子が注ぎ込まれた。 口の中に白い液体の湖ができる。 「菜々子、精液たっぷりだね」 「んっ……んっ……」 菜々子は目で、もう苦しいということを伝えた。 伝わっているはずなのに、男の子たちは、ニヤニヤ笑いながら、体を触り続ける。 菜々子は口を開けたまま、必死に刺激に耐えた。 「そのまま、口開けてろよ」 涼真がまた、自分のモノをシゴきだした。 また、口の中に入れるつもりだ。 ブラウスのボタンを外され、露になったブラジャーの隙間から手が入る。 乳首を颯がつねった。 「ごふうっ!!」 菜々子がむせかえる。 太一は手で口を塞いだ。 「飲めよ」 「ごふ……げほ、げほ……」 菜々子は涙を流しながら、口に溜められた精液を何度かに分けて飲み干した。 それでも、むせて口から精子がこぼれ、顎から首につたっていく。 「あーぁ、こぼれちゃった」 「おえっ……げほ……だってぇ……」 「お仕置きだな」 「やぁ……」 後ろ手に縛られたまま、あらゆる体位でイラマチオをされ、菜々子の生理のときの、ご奉仕は終わった。
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