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先日ついに梅雨が明け、一気に夏真っ盛りになった。
じめじめとした暑さは集中力や気力まで奪う。
だが、通常オフィスは冷房が調整されており快適である。ただ一つ懸念点を挙げるとすれば、式場や控室の温度調整だ。
新婦様はドレスを着るし新郎様の正装は夏に不向き。おまけに大人数が集まれば、会場は熱気に包まれてしまう。
建物の仕様上、各々の部屋一つずつ温度調整することができないせいで、どこかに合わせると必然的に暑い寒いの問題が出てきた。
これは毎年のことではあるが、とても寒い会場になることもあり、温度を何度も調整しないといけないパーティーがあったり、逆に暑くて暑くて主役のお二人が汗ダラダラなんてこともある。
そして、つい先日志築くん担当のパーティーがとても寒かった。
なんでも主役のお二人は格闘家で新陳代謝が良いせいか汗が出やすいらしい。
さすがにウエディングドレスを着て、試合後のように汗で顔面シャワーになるのは避けたい、との希望を初めから頂いていた。
おまけに関係者も皆さん暑がりさんばかり。
結果、身体が冷えて、喉をやられて扁桃腺が腫れて発熱してしまった。
数年に一度、冬になると扁桃腺が腫れることはあった。
でも、こんな風に熱が出たことはなかった。
しっかりうがいをして、暖かくして喉を乾燥させないようにして寝れば翌朝幾分か楽になっているし、それを数日続ければ痛みはなくなる。
それなのに今回ばかりは勝手が違った。
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