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一旦、控室に戻って、鈴音さんに出かけると伝えた。ヘアメイクさんに 『そこなら、近道がありますよ。マップ出せますか?』 と言われ、スマホ画面に表示したマップを2人で覗き込みながら道順を教えてもらった。 『佐々木さん、帽子とサングラス忘れないでね。昨日みたいに目も顔も真っ赤になるといけないから。』 鈴音さんに言われて、そうだった、そうだった、とスマホをテーブルに置いて、帽子とサングラスを身に着け、そのまま控室を出てしまった。
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