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断捨離
日記は子どもの頃から書いていた。
膨大な量の日記帳。
それがだんだんと、
日記ではなくなり、
自分を鼓舞する言葉が並ぶようになり…
ある日、全て捨てた。
その大量の日記帳を。
無駄だと気付いたからだ。
自分で自分と戦って
現実と向き合い
結果苦しんで。
そのくせ、人前では明るいイイ人ぶっている。
人は一人では生きていけない。
当たり前のことだ。
しかし、誰一人としてそれを教えてくれる者はいなかった。
むしろ「一人で生きていけ」と教えられて育った。
だから俺は目の前にいる人を一人にはしない。反面教師になった。
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