無題

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無題

ごめん、全て間違いだ。全部僕が間違って居た。彼は素直に謝った。この世界に、間違いだと決めた奴が、死ぬなんてそんな事は絶対に間違って居る。他人が人生を踏み躙る権利はそもそも、無かった。責めるなら、己を恨め。僕の背後に立って居た存在は、恐ろしく、僕は背後に人が立たれるといつも、殺される恐怖に、震えて居た。
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