守護天使のハルヤ

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守護天使のハルヤ

今はやっと猛暑の夏が終わり、やっと少し秋めいてきた9月の終わり の休日だ。 栗とか柿がおいしい季節。 ハロウインの飾りつけもあって、街のディスプレイは夏のブルーがかった寒色系の色から夕焼け色などの穏やかな暖色系に変わってきた。 ハルヤが私に歩調を合わせている。 長身、流れるようなまっすぐな黒髪、切れ長の瞳、形のいい鼻、がっしりした体格、どこを取っても非の打ちどころのない理想のモデルみたいな彼。 それにしても街を歩いていて振り返る女の子たちのなんと多いことか。そのたびに私は少し得意気になる。  彼であり、友人であり、親みたいな私の守護天使、ハルヤ。
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