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花火が終わって帰る時
奈々は少し足早に歩いていた
俺の心は少し
ざわざわしていた
帰りの車内で奈々は
助手席に座っていた
俺はそれに
なんとなく違和感を感じていた
運転は健二だ
奈々は健二の隣で
なんとなく楽しそうにしていた
俺の隣には
まさみちゃんが座っていた
まさみちゃんと奈々は親友だった
俺の心はざわざわしていた
ふと、まさみちゃんの顔を見ると
そこには俺の心のざわめきへの答えがあった
きっとまさみちゃんは
俺のことが好きなんだ
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