私は……
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その皮膚の下からは、真っ白な綿が飛び出してきました。 切っても切っても、ふわふわと飛び散るのは真っ白な綿。 ……そうか、そういう事だったのか。 私はその時、大きくなったあの子が私を無視する理由を、血が繋がっていないとはいえ両親のような彼らから愛されない本当の理由を、ようやく理解したような気がしていました。 私は……人ではなかったんだ。 [完]
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