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17.学校
見慣れた学校の風景があった。
良かった。無事に戻ってきたんだ。
「……赤ちゃん」紬は騒いでいる。
「…いないよ。もうあの時代から戻ったんだ俺たちは。」
「…これは?…」
紬の手には光るものがあった。
「義経様の大切な石だ!…」
「……私…自分のこと、シズカって言ってたよ」
「うん…俺も…義経様になってた。俺らの旅は…気づく旅だったのかも。」
「…憑依ってこと?」
「そうかもね。しかも、俺ら時代を超えた超人だぞ」
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