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6.異世界
俺は瞬時に特有な土の匂いに、異世界を感じていた。どうやらこの訳のわからない御前と、どうやら違う世界へ迷い混んだようだ。
いつ帰れるのか、または、永遠に過去をさ迷い続けるのか不安だった。
…なんとかうまいことコミュニケーションしながら、とにかく俺らがここに来た意味を知ることが、脱出できるカギかもしれない。
そう考えた俺は、その環境に溶け込むように御前紬に指示をしたが、マイペースは変わらなかった。
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